刑法など改正案 衆院法務委で可決 侮辱罪に懲役刑導入など

人を侮辱した行為に適用される侮辱罪に懲役刑を導入し、法定刑の上限を引き上げるほか、「懲役」と「禁錮」を一本化した「拘禁刑」を創設するとした、刑法などの改正案は、衆議院法務委員会で採決が行われ、自民・公明両党などの賛成多数で可決されました。

刑法などの改正案では、SNS上のひぼう中傷対策を強化するため、公然と人を侮辱した行為に適用される侮辱罪に懲役刑を導入し、法定刑の上限を引き上げるとしています。

また、身柄の拘束を伴う刑のうち、刑務作業が義務づけられている「懲役」と、義務づけられていない「禁錮」を一本化した「拘禁刑」の創設などが盛り込まれています。

改正案は、18日の衆議院法務委員会で、施行から3年後に表現の自由を不当に制約していないかなどを検証し、必要な措置を講じることなどを付則に盛り込む修正が行われたうえで、採決が行われ、自民・公明両党や日本維新の会、国民民主党の賛成多数で可決されました。

一方、立憲民主党が提出した、SNS上のひぼう中傷対策をめぐり、相手の人格を攻撃する行為を処罰の対象とする新たな罪を創設するための法案は、否決されました。