米ガソリン小売価格 最高値を更新 需要高まる夏にかけ影響懸念

アメリカでは原油高を背景にガソリンの小売価格が最高値を更新し、これから夏にかけて車での旅行が増えガソリンの需要が高まると見込まれる中で影響が懸念されています。

アメリカのエネルギー情報局によりますと、16日時点のレギュラーガソリンの全米での小売価格の平均は1ガロン=3.78リットル当たり4ドル49セントと、前の週と比べて16セント上昇して最高値を更新しました。

レギュラーガソリンの全米での小売価格の平均はことし3月に13年8か月ぶりに最高値を更新したあと、1ガロン当たり4ドルを超える水準で高止まりしていましたが再び上昇傾向が強まっています。

背景には、ウクライナに軍事侵攻した産油国ロシアへの経済制裁などで国際的な原油の先物価格が高騰していることに加えて、アメリカでのガソリンの生産量が需要に追いついていないことがあります。

アメリカでは、これから夏にかけて車での旅行が増えガソリンの需要が高まると見込まれ、ガソリン価格の高騰が市民生活や旅行に及ぼす影響が懸念されています。

ニューヨークのガソリンスタンドでは、訪れた客から「とんでもない価格だ。これまで見たことがない」といった声や「友人たちと旅行を計画しているがガソリン代をどのくらい払ってくれるだろうか。これまでは頼んだこともなかったので腹が立つ」といった声が聞かれました。