大型連休以降、広島県では新型コロナウイルスの感染者数の高止まりが続いていて、県庁に設けられたPCRセンターには検査を受けようと多くの人が訪れています。
広島県は感染の不安があり無症状の人を対象に、事前予約をしたうえでPCR検査が受けられるPCRセンターを県内に10か所設けています。
このうち広島市中区の県庁の駐車場に設置したPCRセンターには16日午前中から検査を希望する人たちが訪れ、担当者の説明を聞いて検査キットを次々と受け取っていました。
この会場では午前11時から午後3時までの間、最大でおよそ500人が検査を受けられ、検査結果は翌日には分かるということです。
県内では大型連休以降、新型コロナの感染者数の高止まりが続いていて一日の感染確認は15日までで8日連続で1000人を超えました。
広島県では
▽マスクの着用や手洗いなどの基本的な感染防止対策を徹底して行うとともに
▽体調がすぐれない場合には医療機関を受診することなどを
改めて呼びかけています。
広島県の花田英臣感染拡大防止担当監は「年末年始など検査が受けにくい時期もあったが、今は空いている状況で予約しやすくなっている。少しでも不安があれば早めに検査を受けていただきたい」と話していました。

広島県 新型コロナ 新たに836人感染確認
広島県では16日、新たに836人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表されました。これで県内での感染確認は延べ14万2962人となりました。