外国人観光客受け入れ “小規模訪日ツアー 近く試験的実施を”

外国人観光客の受け入れ再開をめぐって、松野官房長官は試験的な実施を検討している小規模の訪日ツアーを近く始める考えを示しました。

政府は来月以降、外国人観光客の受け入れを段階的に再開することを検討していて、大型連休明けの国内外の感染状況も慎重に見極めたうえで最終的な対応を判断する方針です。

これに関連して松野官房長官は、午後の記者会見で「水際措置は感染拡大の防止と社会経済活動のバランスをとりながら段階的な緩和を進めている。連休後の感染状況をしっかり見極めたうえで、来月にもG7=主要7か国並みに円滑な入国が可能となるよう検討していきたい」と述べました。

そのうえで外国人観光客の受け入れ再開に先立って試験的な実施を検討している小規模の訪日ツアーについて「実証事業は近いうちに行いたいと考えており、現在、観光庁など関係省庁で実務的な検討をしている」と述べました。