沖縄県 新型コロナ 新たに1090人感染確認 月曜日では過去最多

沖縄県は16日、新たに1090人が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表し、月曜日としては過去最多になりました。

県によりますと、新たに感染が確認されたのは1090人で、先週の月曜日に比べて19人多くなっています。

月曜日は1週間のうち新規感染者の発表が少ない傾向にありますが、過去最多になりました。

感染者の年代別では多い順に、
▽10歳未満が212人、
▽10代が181人、
▽30代が166人、
▽40代が131人、
▽20代が125人、
▽50代が104人、
▽60代が72人、
▽70代が45人、
▽80代が36人、
▽90歳以上が15人で、
▽確認中が3人です。

地域別では多い順に、
▽那覇市が283人、
▽うるま市が108人、
▽浦添市が78人、
▽沖縄市が74人、
▽宮古島市が65人、
▽宜野湾市が60人、
▽石垣市が55人、
▽名護市が46人、
▽糸満市が44人、
▽豊見城市が40人、
▽南城市が14人です。

このほかの町村は保健所の管轄別に、
▽南部保健所管内が95人、
▽中部保健所管内が75人、
▽北部保健所管内が49人、
▽八重山保健所管内が1人で
▽県外が2人、
▽確認中1人です。

推定される感染経路は、
▽家庭内が323人、
▽友人・知人が109人、
▽職場内が53人、
▽施設内が25人、
▽飲食が1人などとなっていて、
▽570人が調査中です。

これで県内で確認された感染者は合わせて18万9570人になりました。

県保健医療部の宮里義久感染対策統括監は「きのうまで連日2000人を超える感染者が発表されていて、予断を許さない状況だ。大型連休中に感染した人からさらに感染が広がって数字に現れている時期で、しっかりおさえていけるか注視している」と述べました。

16日現在入院しているのは15日より7人減って353人で、新型コロナ患者用の病床使用率は55.8%、国の基準での重症者は12人、中等症の人は183人で、人工呼吸器を使った治療を受ける県の基準での重症者は15日より2人減って4人です。

このほか、アメリカ軍から県に対し、新たに96人の感染が確認されたと連絡があったということです。