UAE 大統領にアブダビ首長国のムハンマド皇太子を選出

中東有数の産油国UAE=アラブ首長国連邦は、亡くなったハリファ前大統領の後任に、弟でアブダビ首長国のムハンマド皇太子を選んだと発表しました。

UAE政府は14日、国を構成する首長国の首長らによる協議の結果、亡くなったハリファ前大統領の後任に弟でアブダビ首長国のムハンマド皇太子を選んだと発表しました。

ムハンマド皇太子は2004年に亡くなったザイド大統領の三男で、現在61歳です。

欧米メディアなどの間では、名前の「ムハンマド・ビン・ザイド」の頭文字を取って「MBZ」とも呼ばれています。

兄のハリファ前大統領が2004年に大統領に就任したことを受け、アブダビ首長国の皇太子に任命されました。

ハリファ前大統領が脳卒中の影響で公に姿を見せなくなって以降は、長年対立してきたイスラエルとの国交正常化を主導するなど事実上の国の指導者として国家政策を取りしきってきました。

外交面では隣国サウジアラビアのムハンマド皇太子と深い関係を築き、内戦が続くイエメンへの軍事介入やカタールとの断交で足並みをそろえてきました。

ムハンマド皇太子は大統領に就任後、ウクライナ危機への対応や、原油価格が高騰する中、日本を含む消費国との外交などでその手腕が問われることになりそうです。