牧野富太郎のヒメアジサイ“里帰り” 東京 練馬の庭園で植樹式

日本の植物学の父とも言われる牧野富太郎の生誕160年を記念して、牧野が発見して名前を付けた「ヒメアジサイ」が、出身地の高知県から生前の自宅があった東京 練馬区の庭園に移されて植樹されました。

植物学者の牧野富太郎が長野県の民家で発見した「ヒメアジサイ」は優美な青い花を咲かせる様子からその名前が付けられ、生前、牧野が自宅の練馬区で育てたヒメアジサイは没後に出身地の高知県の植物園が枝を譲り受けて半世紀にわたって育てていました。
14日、牧野の生誕160年を記念して自宅があった「牧野記念庭園」に一部が移されて植樹されることになり、式典が行われました。

式には牧野の親族も参加して、記念撮影などをしたあとで高さ1メートルほどの株に土をかけて水をやり植樹を祝いました。

練馬区みどり推進課の星野正博課長は「牧野博士が庭で育てたヒメアジサイの『里帰り』ということで大変意義深いです。来月上旬に花が咲き、中旬には見頃となるのでぜひ多くの区民に楽しんでいただきたいです」と話していました。

牧野富太郎は、来年春から放送予定のNHKの連続テレビ小説『らんまん』で主人公のモデルにもなっています。