「内密出産」の子に戸籍作成 国内で初 熊本市長が公表

熊本市の慈恵病院が行っている「内密出産」で去年12月に生まれた赤ちゃんについて戸籍が作成されたことを熊本市長が明らかにしました。
「内密出産」で生まれた赤ちゃんの戸籍が作成されたのは国内では初めてとなります。

熊本市の慈恵病院は予期せぬ妊娠をした女性の「孤立出産」を防ぐため、病院だけに身元を明かして出産する「内密出産」を独自に導入しています。

去年12月、西日本に住む10代の女性がこの仕組みを初めて利用して赤ちゃんを出産しました。

この赤ちゃんの出生届について当初、親の名前を書かず空欄のまま提出することが検討されましたが、法務局は出生届の提出がなくても、出生日と出生地の情報があれば戸籍が作成できるという見解を示し、これを受けて熊本市が戸籍の作成の手続きを進めていました。

これについて、熊本市の大西市長は13日の記者会見で「時期は明らかにできないが、1例目のお子さんの戸籍が作成され、身分が安定した。今後の養育については、現在、関係機関で検討し、議論している」と述べ「内密出産」で生まれた赤ちゃんの戸籍が初めて作成されたことを明らかにしました。