2025年陸上世界選手権 “国立競技場開催を”陸連が協力要請

2025年に開催される陸上の世界選手権の招致について、日本陸上競技連盟は東京の国立競技場で開催を希望していることを初めて明らかにし、東京都に対して協力を要請しました。

日本陸連は2025年の陸上の世界選手権を招致しようと去年、世界陸連に招致に必要な書類を送って立候補しています。

日本陸連の尾縣貢会長は13日東京都庁を訪れ、小池知事に招致への協力を要請しました。

この中で尾縣会長は「東京大会の記憶が薄れないであろう2025年に、東京の国立競技場で開催したいと考えている。大会の実現を後押ししていただきたい」と述べ、初めて国立競技場を開催地として希望していることを明らかにしたうえで、要望書を手渡しました。

これに対し、小池知事は「東京大会のレガシーを発展させる機会だ。一方で大規模な国際大会は国の協力も不可欠で、国と都、日本陸連の3者で緊密に連携していくことが重要だ」と応じました。

日本陸連が開催を希望する国立競技場は、東京大会が終了したあと球技専用のスタジアムとする改修方針がいったんは決まりましたが、その後、費用や芝の管理などが問題となり、現在は、陸上のトラックを残すことも含めて検討が進められています。

その一方で、国際大会の開催に必要なサブトラックの設置や多額の経費など、世界選手権の開催に向けては課題も指摘されています。

2025年の世界選手権をめぐっては、おととし、世界陸連のセバスチャン・コー会長が東京大会のレガシーとして国立競技場を使って開くことを提案していました。

開催地はことし7月に決まる予定で、国内での開催が実現すれば1991年の東京、2007年の大阪に続いて3回目となります。