体操 NHK杯 橋本大輝 2連覇へ調整“今の完成度 追い求めたい”

世界選手権の代表選考を兼ねた体操のNHK杯が14日から始まるのを前に、大会2連覇を目指す橋本大輝選手が会場で調整し「今できる完成度を追い求めたい」と心境を語りました。

東京 渋谷区の東京体育館で行われる体操のNHK杯は、世界選手権の代表選考を兼ねて行われます。

大会は先月の全日本選手権の得点を持ち越して行われ、男子は、すでに代表に内定している橋本選手以外の上位2人が選ばれます。

全日本選手権で優勝した橋本選手が、2位の神本雄也選手に2.898差をつけ大きくリードしています。

男子の競技は15日で、橋本選手は、本番のローテーションと同じ順番で各種目の練習をしました。

トレーニングの疲労などから肩や関節などに痛みがあるということで、このうち、あん馬では器具の感触を確かめるように丁寧に演技していました。

また、得意の鉄棒では、全日本選手権から新たに組み込んだ、F難度の大技「リューキン」などの手放し技を繰り返し確認していました。

橋本選手は、ゆかなどで難度を落とした演技構成で臨むことにしていて「ベストのコンディションは世界選手権にもっていきたいので、今大会は、今できる技で完成度を追い求めてやっていきたい」と話していました。

一方、世界選手権の内定を目指す神本選手は、得意のつり輪で力強い演技を見せるなど、一つ一つの技や動きを入念に確認していました。

神本選手は「緊張はするしプレッシャーもあるが、これまでやってきた練習の結果を丁寧に出していければいい。きょうの練習でも、いい動きができたので、よい結果が出ると思う」と話していました。

NHK杯は、14日に女子の決勝が行われ、男子の決勝は15日に行われます。

17歳の笠原有彩ら最後の調整

世界選手権の代表選考を兼ねた体操のNHK杯が14日から始まるのを前に先月の全日本選手権を制した17歳の笠原有彩選手や、3位の山田千※遙選手などが最後の調整をしました。

東京 渋谷区の東京体育館で行われる体操のNHK杯は、世界選手権の代表選考を兼ねて開かれます。

大会は先月の全日本選手権の得点を持ち越して行われ、女子は上位3人が代表に内定します。

選手たちは14日の競技に向けて大会会場で最終調整し、このうち全日本選手権を高校生として9年ぶりに制した笠原選手は、優勝後、すべての種目で着地を止めることに取り組んできたということで、段違い平行棒や跳馬で着地を決めるなど、調子のよさを伺わせていました。
笠原選手は「ミスのない演技をするのはもちろん、自分の最大の力を出せるように頑張りたい。緊張を力に変えて演技を楽しんで、最後までできればいい」と意気込みを話しました。

全日本選手権で3位の山田選手は、落下した平均台や得意の段違い平行棒で一つ一つの技などを入念に確認していました。

山田選手は「緊張した中でも質のいい演技をしっかり出せるように頑張りたい」と話していました。

NHK杯は2日間の日程で、14日は女子、15日は男子が行われます。

※「遙」は、しんにょう点1つ、「揺」のつくり。