プロ野球 3月4月のMVP ロッテの佐々木朗希が初受賞

プロ野球の3月、4月の月間MVPが発表され、パ・リーグの投手部門では史上最年少で完全試合を達成したロッテの佐々木朗希投手がプロ3年目で初めて受賞しました。

20歳の佐々木投手は、5試合に登板してリーグトップに並ぶ3勝を挙げ、奪三振は「60」とリーグトップの成績を残し、3年目で初めて月間MVPを受賞しました。

中でも先月10日のオリックス戦では、28年ぶり16人目となる完全試合をプロ野球史上最年少で達成したのに加え、13者連続三振でプロ野球記録を更新し、1試合19奪三振でプロ野球記録に並びました。

さらに次の登板となった先月17日の日本ハム戦でも8回まで1人のランナーを出さず、前の試合から続けて17イニング連続で完全投球を見せました。

また、パ・リーグの打者部門では楽天の西川※ハル輝選手が12年目で初めて受賞しました。

西川選手は全23試合に1番で出場して打率3割3分3厘をマークし、積み重ねた出塁からリーグトップの25得点につなげました。

また、先月16日のソフトバンク戦では9回に逆転のツーランホームラン、また30日のソフトバンク戦でも同点のスリーランを打つなど、長打でもチームの窮地を救う活躍を見せ、開幕ダッシュに大きく貢献しました。

一方、セ・リーグの投手部門では、広島の大瀬良大地投手が平成30年5月以来、2回目の受賞となりました。

6試合に先発してリーグトップに並ぶ4勝を挙げ、「44」の投球回と「34」の奪三振はいずれもリーグトップです。

また、防御率は2.25とリーグ3位の好成績を残しました。

4勝のうち2勝は完投で、中でも先月29日の試合では、中日打線をヒット2本に抑えて完封していて、上々のスタートを切ったチームの原動力となりました。

打者部門では巨人の岡本和真選手が8年目で初めて受賞しました。

去年まで2年連続でホームラン王と打点王のタイトルを獲得した岡本選手は、ホームラン10本、25打点といずれもリーグトップの成績を残しました。

先月29日の阪神戦では自身2回目となる4試合連続のホームランを打ち、両リーグ最速で10号に到達しました。

※「揺」のつくりしんにょうの点1つ

ロッテ 佐々木「チームメイトに感謝」

ロッテの佐々木朗希投手は、「初めての受賞なので、すごくうれしいですし、チームメイトに感謝しています。完全試合は今後はなかなかできないと思うが、3月と4月はたくさん試合で出場し、長いイニングも投げられたので、すごく良い1か月だった。中6日で投げるなど、去年よりも成長しているところを見せられているし、こういう結果を1年間通して残していきたい」と話していました。

そのうえで、チームが下位に低迷していることについて、「先発として長いイニングを投げて、チームが勝つために自分のできることを精いっぱいやっていきたい」と話していました。

巨人 岡本「いちばん打てない3月4月で受賞できるとは」

巨人の岡本和真選手は「選んでもらえてめちゃくちゃうれしい」と率直に喜びを口にしました。

初受賞については「これまでは受賞できるのではないかと思った時も、自分よりも成績を残している人がいて縁がないのかと思っていた。まさか自分がいちばん打てない、3月、4月で受賞できるとは思っていなかった」と笑顔を見せていました。

また、印象に残っている1打について聞かれると「去年はなかなか1本目が出なかったので開幕3戦目で1号ホームランを打てたのがうれしかった」と振り返りました。

今後に向けては「チャンスで打ちたいし、チャンスメークもして勝っていきたい。まだ始まったばかりだし、チームのために気を引き締めてやっていきたい」と意気込んでいました。

広島 大瀬良「非常にうれしく光栄です」

広島の大瀬良大地投手は「ほかにもいい成績を残した選手もたくさんいた中で選んでいただいて非常にうれしく、光栄です。これを1年間続けていけるように頑張っていきたい」と話しました。

また、印象に残った試合としてチームの連敗を4で止めた先月22日のDeNA戦をあげて「勝たないといけない試合だったので、あそこで勝って踏ん張れたのはチームとしても大きかったと思う」と振り返っていました。

楽天 西川「新天地で皆さんにいい印象を与えられた」

楽天の西川※ハル輝選手は「初の受賞なのですごくうれしいし、新天地で皆さんにいい印象を与えられたと思う。またこのような賞を取れるように頑張り、チームが優勝できるようにやっていきたい」と喜びを語りました。

好調の要因については「成績は偶然が重なったと思うし本当の実力かどうかはわからないが、しっかり塁に出られるように目の前の試合を全力で戦っている」と話していました。