官房長官 全国知事会に対し若い世代の接種加速へ協力を要請

新型コロナウイルスのワクチン接種を担当する松野官房長官は、全国知事会に対し、若い世代への接種を加速させるため、各都道府県の大規模接種会場などで企業単位の接種を行うよう協力を要請しました。

松野官房長官は12日、全国知事会の平井会長らとオンラインで会談しました。

この中で松野官房長官は3回目のワクチン接種について「20代や30代の接種率は4割に満たない」と述べ、若い世代の接種を加速させるため、各都道府県の大規模接種会場などで企業単位の接種を行うよう協力を要請しました。

また、4回目の接種について「接種体制の準備が進むよう国としても早め早めの情報提供に努めていきたい」と述べました。

これに対し、平井会長は「政府と力を合わせて、企業向けや若い人向けの接種に取り組みたい。政府も、説明や呼びかけなどに尽力してほしい」と応じました。

これに先立ち松野官房長官は、経済同友会の櫻田代表幹事とも会談し、ワクチンを接種したり副反応があったりした場合に、休暇を取得できる取り組みを推進するよう要請しました。