「クアッド」首脳会合を前に 羽田空港で警戒強化 警視庁

日本とアメリカにオーストラリア、インドを加えた4か国の枠組み「クアッド」の首脳会合などが今月下旬に日本で開かれるのを前に、空の玄関口となる羽田空港では、警視庁がパトロールにあたる警察官を増やすなど警戒を強化しています。

今月は、22日からアメリカのバイデン大統領が日本を訪問し、岸田総理大臣と日米首脳会談を行うほか、24日には日本とアメリカにオーストラリア、インドを加えた4か国の枠組み「クアッド」の首脳会合も開かれる予定です。

これを前に、警視庁は大勢の人が集まる駅などのいわゆる「ソフトターゲット」と呼ばれる場所で警戒を強化していて、12日は羽田空港の警戒の様子が報道陣に公開されました。

このうち、国際線ターミナルでは制服姿の警察官を増やしたほか、一部の警察官は電動式の立ち乗り二輪車でパトロールにあたっていて、警戒する姿をあえて見せることでテロなどを防ぐ、いわゆる「見せる警備」が行われています。

また、展望デッキでは警察官が双眼鏡を使い、上空に不審なドローンなどが飛んでいないか警戒にあたっていました。

警視庁の高山祐輔 警備1課長は、「ロシアとウクライナなど、国際情勢が非常に厳しい中での首脳会合の開催となるので、さまざまな不法行為が行われる可能性がある。警視庁として厳重に警戒していきたい」と話していました。