英 1-3月GDP +0.8% 伸び率縮小 インフレで回復ペース減速

イギリスのことし1月から3月のGDP=国内総生産の伸び率は、前の3か月に比べてプラス0.8%で、前の期と比べて伸び率が縮小しました。ロシアによるウクライナへの侵攻をきっかけに拍車がかかったインフレが経済活動の重荷となり、回復のペースが減速しています。

イギリスの統計局が12日に発表したことし1月から3月までのGDPの伸び率は、前の3か月に比べてプラス0.8%となりました。

プラス成長は4期連続ですが、伸び率は前の期のプラス1.3%から0.5ポイント縮小しました。

また、年率に換算した成長率はプラス3.0%だとしています。

イギリスでは新型コロナウイルスの規制が段階的に緩和されたものの、ロシアによるウクライナへの侵攻をきっかけに記録的な水準となったインフレが経済活動の重荷となっていて、回復のペースが減速しています。

中央銀行のイングランド銀行はことし10月から12月に物価の上昇率がピークを迎え、10%をわずかに上回るとする見通しを示し、金融引き締めを進めてインフレの抑制を急いでいます。

一方で、引き締めを急ぎすぎると景気がさらに下押されるおそれもあり、難しい課題に直面しています。