大型連休明け 都内の発熱外来 コロナ陽性者が若干増の傾向

大型連休明けで新型コロナウイルスの感染の拡大が懸念される中、都内の発熱外来の一部では陽性になる人が連休前より若干増える傾向が見られ、体調管理に注意するよう呼びかけています。

東京・目黒区のクリニックにある発熱外来では、大型連休が明けて以降、一日当たり10人余りが検査に訪れています。

連休中に飛行機や新幹線で旅行をしたり、帰省をしたりした人たちが、症状が出たため検査を受けるケースが目立つということです。

陽性となる人は連休前の先月下旬が一日当たり1人か2人程度だったのに対し、連休後は5人前後で推移しているということです。
「ロコクリニック中目黒」の瀬田宏哉医師は「連休前は陽性者がいない日もあったが、この数日は微増している印象だ。連休を受けて陽性者が急増するという感覚はまだないが、ここ1週間くらいは十分注意して見なければならない。体調が悪いと感じたら出社や外食を控えて検査を受けるなど体調管理に注意してほしい」と話しています。