江戸時代の酒蔵全焼の結城酒造 酒を買って応援相次ぐ 茨城

茨城県結城市の酒造会社で、国の登録有形文化財となっている江戸時代の酒蔵などが全焼した火事から一夜明け、地元では酒造会社を応援したいと酒を買い求める人が相次いでいます。

11日午後、結城市の「結城酒造」から火が出て、江戸時代に建てられ、国の登録有形文化財となっていた2棟の酒蔵が全焼するなど、およそ1100平方メートルが焼けました。

大正時代から結城酒造の商品を取り扱っている近所の酒店には、12日朝早くから地元の人が「応援したい」などと、次々と結城酒造の商品を買い求めに来ていました。

この酒店には11日夜から、結城酒造の酒を卸している全国の飲食店から心配する声が相次いでいるということです。

酒を買いに来た70代の女性は、ふだんから結城酒造の酒を飲んでいるということで「お酒がおいしいだけでなく、酒蔵でコンサートを開くなど、いろいろな取り組みをしている会社です。今は大変だと思いますが、早く再建してほしいですし、頑張ってほしいです」と話していました。

酒店の池田真社長は「地元だけでなく、全国のお客様から心配の声や、何かできることがないかと問い合わせをいただいており、今は在庫がほとんどない状況です。地元のみんなで復活を支えるために頑張っていきたいと思います」と話していました。