EU首脳と岸田首相 きょう首脳会談 ウクライナ対応など協議か

日本を訪れている、EU=ヨーロッパ連合のミシェル大統領とフォンデアライエン委員長は、12日、岸田総理大臣と首脳会談を行い、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻をめぐる対応や、中国を念頭にしたインド太平洋地域における連携について、協議するとみられます。

EU=ヨーロッパ連合のミシェル大統領とフォンデアライエン委員長は、日本との定期首脳協議のため、11日、日本に到着し、12日は総理大臣官邸で岸田総理大臣と会談を行う予定です。

会談では、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受けた対応について意見を交わし、力を背景とした一方的な現状変更の試みに反対することなどで連携を確認するとみられます。

また、軍事侵攻が影響を及ぼしている、エネルギーや食料安全保障といった課題についても、どのような協力ができるか、意見を交わすとされています。

一方、EUは、中国の影響力を警戒する中、近年、インド太平洋地域への関与を強めていて、ミシェル大統領とフォンデアライエン委員長は、この地域での安全保障や、デジタル分野での日本との協力についても協議したい意向とみられます。

2人が日本を訪れるのは、2019年にそれぞれ就任して以来初めてで、このうちミシェル大統領は、13日は広島市にある原爆資料館なども訪れることになっています。