ソフトバンク 昨年度決算は売り上げと最終的な利益 過去最高に

通信大手のソフトバンクの昨年度1年間の決算は、携帯電話料金の値下げの影響で個人向け携帯サービスでは売り上げが減ったものの、企業のデジタル化に伴い法人向けのサービスが好調で、売り上げと最終的な利益がともに過去最高となりました。

ソフトバンクが発表した昨年度のグループ全体の決算は、売り上げは前の年度より9.3%増えて5兆6906億円、最終的な利益は5.3%増えて5175億円といずれも過去最高となりました。

携帯電話料金の値下げの影響で、個人向けの携帯サービスでは売り上げは減りましたが、テレワークの普及を受けて法人向けの携帯電話の契約数が増えたほか、企業のデジタル化に伴ってクラウドサービスなどが好調だったということです。

さらに傘下のLINEやヤフーの広告事業も収益が伸び、業績を押し上げたとしています。

会社では、今年度も企業のデジタル化が一層進み、法人向けサービスで好調な業績が続くとして増収・増益を見込んでいます。

ソフトバンクの宮川潤一社長は「大企業の顧客の獲得は順調だが、中小企業向けの取り引きのシェアは低く、今後は中小企業の顧客の拡大に真剣に取り組みたい」と述べました。