和歌山の私立高校 給料未払いなどで教職員スト 授業行われず

和歌山県日高川町にある私立高校で、給料の未払いなどを理由に教職員が11日から3日間のストライキに入り、授業が行われない異例の事態となっています。

和歌山県によりますと、県内の私立高校でストライキが行われた事例はないということです。

日高川町にある和歌山南陵高校によりますと、教職員20人余りの先月分の給料が、給料日を過ぎて現在まで支払われていないということです。

この高校をめぐっては、国が授業料を負担する「就学支援金」の制度で、昨年度、国から支援金を受け取りながら、生徒から徴収した授業料の一部を返還せず、先月、県の指導を受けています。

教職員はこれらについて、学校を運営する法人側に説明を求めていましたが、適切な対応が行われなかったとして、11日から3日間のストライキに入り、授業が行われない異例の事態となっています。

和歌山県によりますと、県内の私立高校でストライキが行われた事例はこれまでにないということです。

教職員は11日午前中に全校集会を開き、生徒たちにストライキについて説明し、謝罪したということです。

教職員の代表は「やむをえずこの決断に至ったことが悔しい。学校運営を適正に戻すために法人と理事長はしっかりと説明してほしい」と話しています。

一方、学校を運営する法人の小野和利理事長は「今後、説明の場を設けたいので、現時点で個別の質問に答えかねます」とコメントしています。