知床沖 観光船沈没事故 捜索続くも行方不明者の手がかりなし

北海道の知床半島沖で観光船が沈没した事故で、現場海域や沈没した船の周辺では11日も行方不明者の捜索が続けられましたが、午後3時現在、新たな手がかりは見つかっていません。

先月23日、知床半島の沖合で乗客・乗員26人を乗せた観光船「KAZU 1」(19トン)が沈没した事故は乗客14人が死亡、今も12人が行方不明になっています。

発生から19日目の11日も第1管区海上保安本部や自衛隊などが、知床半島から国後島周辺にかけての海域で行方不明者の捜索に当たっています。

また、海底に沈んだ「KAZU 1」の周辺でも、サルベージ会社の船が無人潜水機を使って捜索しましたが、午後3時現在、新たな手がかりは見つかっていないということです。

サルベージ会社は、「飽和潜水」と呼ばれる深い海に対応できる方法で潜る潜水士や、機材を載せた別の作業船を現場海域に向かわせていて、今月中にも「飽和潜水」による捜索を行うほか、船の引き揚げに向けた調査を進めることにしています。

海上保安本部は、今後も夜を徹して海上での捜索を続け、行方不明者の発見を急ぐことにしています。