立民 小熊筆頭幹事長代理を注意 大型連休中にウクライナ入国

立憲民主党は、小熊慎司 筆頭幹事長代理が、外務省が退避勧告を行っているウクライナに、国会に事前申請を行わずに入国したとして、西村幹事長名で注意する措置を行いました。

立憲民主党の小熊 筆頭幹事長代理は、大型連休中、外務省が最も高いレベル4の危険情報を出して退避勧告を行っているウクライナに入国し、その様子をツイッターに投稿しました。

小熊氏は、ポーランドやルーマニアなどを訪れるとした計画を事前に国会に申請し、衆議院本会議で許可されていましたが、計画の中にウクライナは含まれていませんでした。

これを受けて、立憲民主党は10日、小熊氏の行動は非常に問題があるとして、西村幹事長名で注意するとともに筆頭幹事長代理の役職を1か月停止する措置を行いました。

小熊氏は、党の聞き取り調査に対し「ポーランドでウクライナへ帰国する人々と出会い、現地を見なければいけないという義憤にかられて訪問した。軽率な行動で申し訳ない」と述べたということで、党は「計画的行動ではなかった」としています。

これに先立ち、馬淵国会対策委員長は自民党の高木国会対策委員長から抗議を受け「ご迷惑をおかけし、おわび申し上げる」と陳謝しました。

官房長官「渡航はやめるべきだった」

松野官房長官は、午後の記者会見で「小熊衆議院議員からは事前に、連休期間中にウクライナ避難民の状況を視察するため、ポーランドとルーマニア、モルドバを訪れる計画だと外務省が聞いていたが、ウクライナへの渡航については事前の説明は一切なく、外務省として承知していなかったと報告を受けている」と明らかにしました。

そのうえで、「ウクライナ全土に避難勧告を意味する『危険情報レベル4』を発出していて、今回の渡航は取りやめるべきだったと考えており、遺憾だ」と述べました。