任天堂 昨年度決算は減収減益 半導体不足で主力ゲーム機販売減

任天堂の昨年度1年間の決算は、世界的な半導体不足の影響で主力ゲーム機の販売が減少したことなどから減収減益となりました。今年度についても、半導体不足でゲーム機の予想販売台数が昨年度をさらに下回り、減収減益になるという見通しを明らかにしました。

任天堂が10日に発表した昨年度1年間の決算によりますと、売り上げが前の年度と比べて3.6%減って1兆6953億円、最終的な利益は0.6%減って4776億円となりました。

ゲームソフトの販売は好調だったものの、半導体不足の影響で主力のゲーム機「ニンテンドースイッチ」の生産が滞り、昨年度の販売台数が2306万台と、前の年度から20%減少したことなどが主な要因です。

今年度についても半導体不足の影響が続くとして「ニンテンドースイッチ」の販売台数を昨年度からさらに8%少ない2100万台と見込んでいて、業績についても売り上げが昨年度から5.6%、最終的な利益が28.8%それぞれ減る見通しだとしています。

オンラインで会見した古川俊太郎社長は「半導体不足をめぐっては不透明な状況が継続しており、解消の時期は現時点では見えていない。1台でも多く生産できるよう努めていきたい」と述べました。