牧野富太郎のヒメアジサイ 高知から東京の牧野記念庭園に

高知県出身の植物学者、牧野富太郎の生誕160年を記念して、高知県立牧野植物園は、牧野が育てたヒメアジサイを、かつて自宅があった東京の牧野記念庭園に半世紀ぶりに里帰りさせることにしました。

ヒメアジサイは、昭和3年に高知県出身の植物学者、牧野富太郎が長野県の民家で発見し、優美な青い花からその名が付けられました。

高知県立牧野植物園はその後、牧野が東京の自宅で育てていたヒメアジサイを次女から譲り受け、半世紀以上にわたって大切に育ててきました。

しかし、牧野の自宅があった東京 練馬区の牧野記念庭園ではヒメアジサイが姿を消していることから、牧野の生誕160年となることし、里帰りさせることになりました。

ヒメアジサイは10日午後発送され、今月14日、牧野の子孫などが参加する植樹式でお披露目されるということです。

高知県立牧野植物園の藤井聖子さんは「半世紀にわたって園の職員が育ててきたヒメアジサイを、牧野の自宅にお返しできるのは感慨深いです。牧野が美しいと言ったこの花に思いをはせてほしいです」と話していました。