大型連休中の空の便利用者 去年に比べ約2倍増 国際線は4.6倍

大型連休の期間中、国内の空の便を利用した人は260万人余りと、新型コロナの感染拡大で緊急事態宣言が出されていた去年と比べおよそ2倍に増えたほか、国際線も、ハワイ向けツアーの再開などで4.6倍に増えました。

国内の主な航空会社11社のまとめによりますと、大型連休の先月29日から今月8日までの10日間に、国内の空の便を利用した人はおよそ267万人で、去年の同じ時期のおよそ2倍に増えました。

このうち、全日空の利用者数は去年の同じ時期と比べおよそ1.9倍、日本航空はおよそ2.3倍、ピーチ・アビエーションはおよそ2.4倍となっています。

また、全日空によりますと、新型コロナの感染拡大前の3年前の同じ時期と比べても65%まで回復しています。

一方、国際線は、3社のみの運航となっているものの、ことしは新型コロナの感染拡大で中止されていたハワイ向けのツアーが、およそ2年ぶりに再開された影響などもあり、利用者はおよそ14万1千人と去年の同じ時期の4.6倍に増えました。