ソニーG 売り上げ9兆円超 営業利益1兆円超 いずれも過去最高

ソニーグループの昨年度1年間の決算は、映画のヒットに加えて円安による業績の押し上げ効果もあり、売り上げが初めて9兆円を超えたほか、営業利益も1兆円を超えいずれも過去最高となりました。

ソニーグループが発表した昨年度のグループ全体の決算は、
▼売り上げが前の年度より10.3%増えて9兆9215億円、
▼営業利益も25.9%増えて1兆2023億円でした。

昨年度から新たな会計基準を採用しているため、単純な比較はできませんが、売り上げ、営業利益とも過去最高となりました。

一方、▼最終的な利益は、14.3%減って8821億円でした。

去年公開した映画「スパイダーマン」の最新作がヒットして興行収入が増えるなど、エンターテインメント分野の業績が好調だったことに加え、円安によって海外事業の業績が押し上げられました。

さらに、今年度・2022年度は、円安の効果だけでなく、ゲーム機の販売が伸びることなども見込み、売り上げの見通しは昨年度を上回る11兆4000億円と予想しています。

ただ、今後は中国での新型コロナの感染拡大がいつまで続くかが、リスク要因だとしています。

ソニーグループの十時裕樹副社長兼CFOはオンラインの会見で「新型コロナで工場の稼働や部品調達が影響を受ける可能性があり、正常化に3か月程度かかると想定している。市場の変化に機敏に対応することで、収益の維持改善に努めたい」と述べました。