プロ野球 中日 打線けん引する石川と木下 新型コロナ感染確認

プロ野球 中日は、ここまでチーム最多の5本のホームランを打っている石川昂弥選手とキャッチャーの木下拓哉選手が、新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。

中日は、選手や球団関係者全員に定期的に行っている新型コロナのPCR検査で、キャッチャーの木下選手の感染が確認されたとして、9日、木下選手の一軍登録を抹消しました。

これを受けて、改めてチーム関係者全員のPCR検査を行ったところ、今シーズン、サードとして全試合に先発出場している、3年目の石川選手の感染が分かったということです。

石川選手は、いずれもチームトップのホームラン5本に19打点をあげ、木下選手も13打点にホームラン2本と、今シーズンの中日の打撃陣を支えています。

球団は2人のほかに感染は確認されていないとして、10日から神宮球場で行われるヤクルトとの3連戦は予定どおり行われるとしていますが、打線をけん引する2人の選手の不在で厳しい戦いを強いられることが予想されます。

中日球団は「今後は医療機関、管轄の保健所の指示に従い対応して参ります。引き続き感染予防対策を徹底し、チーム活動を継続いたします」とコメントしています。