岸田首相 連休中の東南アジアとヨーロッパ歴訪の成果を報告

岸田総理大臣は自民党の役員会で、大型連休中に東南アジアとヨーロッパを歴訪した成果を報告したうえで、今後、日米首脳会談やG7サミット=主要7か国首脳会議などを控え、ウクライナ情勢をめぐる国際協調などに積極的に取り組む考えを示しました。

この中で、岸田総理大臣は、東南アジアとヨーロッパ6か国の歴訪について「アジアの首脳とはロシアや中国について本音の議論を行う機会となった。ヨーロッパでは、ASEAN=東南アジア諸国連合やアフリカなどの国をどのようにG7側に引き寄せるか、踏み込んだ議論を行った」と述べ、成果を報告しました。

そのうえで、今月はアメリカのバイデン大統領との首脳会談や日米豪印4か国のクアッド首脳会合、さらに来月にはドイツで行われるG7サミットが控えていることに触れ「アジア唯一のG7メンバーとして最大限の貢献を進めていきたい」と述べ、ウクライナ情勢をめぐる国際協調などに積極的に取り組む考えを示しました。