“異常震域” 震源は伊勢湾 東北や関東の広範囲で揺れ観測

9日午後5時半すぎ、伊勢湾の非常に深い場所を震源とする地震があり、東北や関東の広い範囲で震度2や1の揺れを観測しました。この地震による津波の心配はなく、気象庁は、震源が非常に深かったため震源から離れた広い範囲で揺れが観測される「異常震域」と呼ばれる現象だとしています。

気象庁によりますと、9日午後5時33分ごろ伊勢湾の深さ340キロを震源とするマグニチュード5.1の地震がありました。

この地震で東京・千代田区や福島県白河市、水戸市、宇都宮市などで震度2の揺れを観測したほか、東北や関東の広い範囲で震度1の揺れを観測しました。

気象庁によりますと、今回の地震は東から日本列島の下に沈み込んでいる太平洋プレートの内部で起きた地震だとみられるということで、地震の揺れが、沈み込んでいるプレートの内部を伝わったため、震源から遠く離れた関東や東北で揺れたとみられるということです。

このように震源から離れた地域に震度分布が広がることは、“異常震域”という現象と呼ばれています。

地震そのものが異常だということではなく、これまでも同じような現象が確認されています。