競歩 給水で誤って“アルコール消毒液”を提供 甲府

7日、甲府市で開催された山梨県の高校総体の競歩で、選手が飲料水の代わりに誤ってコップに入れられた消毒液を飲んで体調を崩していたことがわかりました。

女子の競歩 給水エリアでコップに入れ提供

山梨県の長崎知事は9日の会見で、甲府市で7日に開催された県の高校総体の女子の競歩で、選手1人が給水エリアでコップに入れられたアルコール消毒液を飲んで体調を崩したことを明らかにしました。

飲料水と同じ段ボールに

県高校体育連盟によりますと、消毒液は新型コロナウイルスの感染対策として2リットルサイズのペットボトルで用意されましたが、飲料水のペットボトルが入った段ボール箱の中に入れられ誤って飲料水として提供されたということです。

選手は病院受診も体調回復

消毒液を飲んだ選手はおう吐するなどしたため病院を受診しましたが、体調は現在回復しているということです。

長崎知事は「選手やそのご家族に対して心からおわびを申し上げたい。第三者も含めてこういう事態に至った原因を検証し再発防止策を実行していく」と謝罪しました。