社会

“コロナ感染で閉じ込められた” 精神科病院院長など訴え裁判

東京 日野市の精神科病院に入院していた女性が、院内で新型コロナウイルスに感染した際、外から鍵がかけられた劣悪な環境の部屋に閉じ込められたなどとして、この病院の院長などに対し賠償を求めている裁判が始まり、病院側は争う姿勢を示しました。
訴えているのは東京 日野市の精神科病院「七生病院」にうつ病を患って入院していた53歳の女性で、去年3月、院内で新型コロナウイルスに感染した際、陽性患者ばかりを集めた和室に移され、外から鍵をかけられて10日間にわたって閉じ込められたなどと主張し、病院の院長や運営する医療法人の理事長などに対し合わせて550万円の賠償を求めています。

9日、東京地方裁判所立川支部で裁判が始まり、病院側は出廷しませんでしたが、提出した答弁書で訴えを退けるよう求め争う姿勢を示しました。

女性の代理人の弁護士は記者会見を開き「今回の訴訟は女性の被害回復が一義的な目的だが、裁判を通して日本の精神医療が少しでもよくなるよう促す一助となりたい」と話しました。

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