奈良公園 ことし初めてシカの赤ちゃん誕生 出産シーズン到来

奈良市の奈良公園で、ことし初めてシカの赤ちゃんが誕生し、報道関係者に公開されました。

奈良公園周辺に生息するシカは国の天然記念物に指定されていて、毎年、この時期から出産のシーズンとなります。

シカの保護に取り組む「奈良の鹿愛護会」によりますと、7日午後、奈良公園内の興福寺の境内で、ことし初めてとなるシカの赤ちゃんが生まれているのが見つかりました。

愛護会では、母ジカとともに赤ちゃんを保護し、8日、報道関係者に公開しました。

赤ちゃんは体重4600グラム、体長61センチのメスで、最初は報道陣のカメラに少し警戒するそぶりも見せましたが、落ち着きを取り戻すと、両足を折り曲げてゆったりと座っていました。

愛護会によりますと、奈良公園では来月上旬にかけて200頭ほどの赤ちゃんが生まれる見通しで、その多くは母ジカとともに保護施設で7月下旬まで過ごすということです。

奈良の鹿愛護会の山崎伸幸事務局長は、「赤ちゃんには今後も順調に育ってほしい。母ジカは神経質になっているので、生まれたばかりの子ジカを見つけたら少し離れたところから見守ってほしい」と話していました。