成田空港 大型連休を海外で過ごした人たちの帰国 本格化

大型連休を海外で過ごした人たちの帰国が7日から本格化し、成田空港ではたくさんの土産物を持った家族連れなどが多く見られました。

成田空港では7日、大型連休を海外で過ごした家族連れなどが次々に到着していました。

ことしの大型連休は新型コロナの感染状況が改善したことを受けて海外で過ごす人たちが大幅に増え、成田空港から出入国する人は去年の同じ時期に比べておよそ4倍となる10万人に上る見込みです。

一方、水際対策となる検疫は全員を対象にした抗原検査など新型コロナへの対策が維持されています。

検疫所によりますと、7日は到着便が集中した夕方前に一時、混雑がみられたものの大きなトラブルはなかったということです。

連休をオランダやドイツで過ごした20代の男性は「コロナ前は毎年、海外旅行をしていたので久しぶりにリラックスできました。オランダのチューリップ畑がとてもきれいでした」と話していました。

また、イギリスに留学中の長女のもとを訪れたという40代の男性は「連休が取れたので長女に会いに行きました。元気な姿を見てほっとしました」と話していました。

イタリアから帰国した30代の女性は「楽しい旅行になりましたが、円安のため現地で両替すると『これしかないのか』と思うときがありました」と話していました。