“原因不明” 子どもの急性肝炎 国内で新たに4人が同様の症状

欧米で幼い子どもを中心に報告が相次いでいる原因不明の急性肝炎について、厚生労働省は、国内で新たに16歳以下の子ども4人が同様の症状で入院していたことを明らかにしました。
国内で原因不明の急性肝炎の可能性があると確認された患者は7人になりました。

WHO=世界保健機関によりますと、イギリスやアメリカなど、12か国で10歳以下の子どもを中心に、少なくとも169人の原因不明の急性肝炎の患者が報告され、このうち1人が亡くなっています。

厚生労働省によりますと、国内で新たに16歳以下の子ども4人が原因不明の急性肝炎と診断され、入院していたことが自治体からの報告で分かったということです。

厚生労働省は、先月25日に原因不明の急性肝炎の可能性がある患者が国内で初めて確認されたと発表していて、これまでに確認された患者は合わせて7人になりました。

7人の詳しい居住地や年齢、関連性の有無などは明らかにしていません。

WHOによりますと、海外で報告された患者からは一般的な肝炎ウイルスは検出されていませんが、患者の4割余りから、下痢やおう吐などを引き起こすアデノウイルスが検出されています。

これまでに国内で報告された7人のうち、1人からもアデノウイルスが検出されましたが、海外で主に報告されているものとは型が異なるということです。

厚生労働省は、肝炎との関連を調べるとともに、引き続き自治体に対して同様の症状の患者がいれば、報告するよう求めています。