ウクライナ避難者 「水引」アクセサリー制作体験 長野 飯田

ウクライナから日本に避難してきた人たちに日本の伝統文化を体験してもらおうと、長野県飯田市で、地元で生産が盛んな「水引」を使ったアクセサリーの制作体験が行われました。

制作体験をしたのは、ロシアによる軍事侵攻後にウクライナから埼玉県に避難してきたオリガ・ボイツェホフスカヤさんと、東京に避難してきたタチアナ・ドジュークさんの2人です。

初めに水引を使った工芸品の説明を受けたあとピアス作りに挑戦し、講師に作り方を教わりながら、ウクライナ国旗の水色と黄色のひも状の和紙を丁寧に曲げて水引を作っていき、1時間ほどで完成させました。

2人は以前から日本語を学び日本の動画配信サイトで活動していたということで、サイトを運営する会社と水引の制作会社が協力して、今回の体験につながったということです。

ドジュークさんは「日本文化を学びたかったので、体験会を開いてくれて感謝しています。ピアスはこれからつけたいです」と話していました。

水引制作会社の大橋丹治代表は「ウクライナの方の癒やしになればと体験会を開きました。2人とも熱心にやってくれてよかったです」と話していました。