知床 観光船沈没 今も12人が行方不明 さらに範囲広げて捜索

北海道の知床半島沖で観光船が沈没した事故は、発生から14日目となりますが今も12人が行方不明のままです。
海上保安本部などはさらに範囲を広げて捜索に当たり、行方不明者の発見を急ぐことにしています。

先月23日、知床半島の沖合で乗客・乗員26人を乗せた観光船「KAZU 1」が沈没した事故は、乗客14人が死亡、12人が行方不明となっています。

事故の発生から14日目となる今も現場海域の周辺では夜を徹した捜索が続けられていますが、これまでに新たな手がかりは見つかっていません。

第1管区海上保安本部によりますと、5日からは北方領土の国後島の西側の海域にまで範囲を広げて海上保安庁の巡視船が捜索にあたっています。これについて海上保安本部は、ロシア側との調整がついたためだと説明しています。

海上保安本部は自衛隊や警察と合同で海上の捜索を続けるほか、水中カメラを使って沈没した「KAZU 1」の船内の確認も進めることにしています。

一方、事故をめぐって、海上保安本部は業務上過失致死の疑いで捜査し、運航会社の社長から任意で事情を聴くなどして会社の安全管理体制に問題がなかったか引き続き調べています。