韓国次期政権 新駐日大使に「知日派」ユン・ドンミン氏を検討

韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)次期政権は、新たな駐日大使の候補として、「知日派」で知られる国際政治学者のユン・ドンミン(尹徳敏)元国立外交院長を検討していることが分かりました。韓国メディアは起用が有力だと伝えています。

ユン・ソギョル次期政権の関係者によりますと、新たな駐日大使の候補として、韓国外務省傘下のシンクタンク国立外交院でトップを務めたユン・ドンミン氏が検討されているということです。

複数の韓国メディアは、ユン氏の駐日大使への起用が有力だと伝えているほか、連合ニュースは「事実上、内定したもようだ」とも報じています。

ユン氏はアメリカへの留学を経て慶應義塾大学で博士号を取得し、日韓関係や外交・安全保障分野に精通した「知日派」の国際政治学者として知られています。

日本語が堪能で、ことし3月の大統領選挙では「外交ブレーン」としてユン・ソギョル陣営に加わり、先月には、次期政権の代表団として岸田総理大臣に面会しています。

また3日、NHKのインタビューに対して「日韓がひざを突き合わせて、両国の問題を解決する必要がある」と述べ、冷え込んでいる日韓関係を放置してはならないという立場を示していました。

ユン・ソギョル次期政権は今月10日に発足することになっていて、日韓関係の改善に意欲を示す新政権の人事の調整が進められています。