ファンをスタジアムに呼び戻そう J1名古屋 1万人を無料招待

サッカーJ1の名古屋グランパスは、スタジアム観戦から遠ざかっていたファンを呼び戻そうと、3日、愛知県の豊田スタジアムで行われたホームゲームに1万人を無料で招待しました。

名古屋グランパスは、大型連休中、3年ぶりに収容制限なしで豊田スタジアムで行われた、3日の京都サンガとの試合に「満員の、スタジアムを再び。」と題して、抽せんで当選した1万人の観客を無料で招待しました。

無料招待券には年齢制限などはなく、およそ7万5000人の申し込みがあったということで、3日は招待客も含めておよそ3万7000人がスタジアムに詰めかけました。

名古屋市から訪れた20代の女性は「スタジアムに来るのは小さいころ以来です。点が決まって盛り上がる瞬間を体験したい」と話していました。

また、家族で訪れた40代の男性は「無料ということを同僚に教えてもらい応募しました。子どもたちには現地でサッカーを楽しんでほしい」と話していました。

名古屋グランパスで集客を担当する遠藤友貴彦さんは「久しぶりに4階席まで埋まっているスタジアムを見ることができました。現地ならではの熱気を体感してもらい、またスタジアムを訪れたいと思ってもらえたら」と話していました。

この試合の結果は1対1の引き分けでした。