和歌山 白浜町で“本州一早い”海開き

美しい砂浜で知られる和歌山県白浜町の白良浜海水浴場で、早くも海開きが行われ、多くの観光客などが海水浴を楽しみました。

白浜町の白良浜海水浴場は、例年「本州一早い」と銘打って、5月に海開きをしてきました。

おととしと去年は新型コロナの影響で見送られるなどしたため、ことしは6年ぶりに5月の海開きとなりました。

砂浜に設けた祭壇の前で安全を祈願する神事が行われたあと、海開きを祝うテープカットを合図に、観光客や地元の子どもたちが一斉に波打ち際へと駆け寄りました。

晴れ渡る空のもと、訪れた人たちは気持ちよさそうに泳いだり、水を掛けあったりしていました。
大阪から家族7人で訪れた父親は「5月に海で泳げて最高です。子どもたちも楽しんでいて、来てよかったです」と話していました。

白浜町の井澗誠町長は「待ちに待った季節が来ました。これをきっかけにコロナに負けない、元気な白浜町を全国にアピールしたい」と話していました。

白良浜海水浴場は8月31日まで開設される予定です。