千葉 浦安市と山武市が「カーボンオフセット」協定

千葉県で、都市部の浦安市が森林の多い山武市の森林整備費の一部を負担することで、二酸化炭素の排出量と削減量を相殺する「カーボンオフセット」を進める協定を結びました。

森林が市の面積の26%のおよそ3900ヘクタールを占める山武市は3年前の台風15号で倒木の被害が相次いだ影響などで整備費用が大幅に増えています。

一方、海の埋め立て地が多く都市部の浦安市では二酸化炭素の削減をいかに進めるかが課題となっていて、今回、山武市の森林整備費用の一部を浦安市が負担することで、2つの市の二酸化炭素の排出量と削減量を相殺する「カーボンオフセット」の協定を結びました。

協定により、山武市の整備した森林で吸収された二酸化炭素の量は浦安市が削減したと認証されるということです。

浦安市は、年間500万円支出することで森林に吸収される二酸化炭素は5年間でおよそ60トンにのぼると試算していて、「二酸化炭素の削減を確実に効率的に進めたい」としています。

一方、山武市農政課の神谷英典課長は「2つの市の間で利害が一致した。担い手不足で遅れている森林の整備を進めたい」と話しています。