ユーロ圏のGDPの伸び率が鈍化 インフレが経済活動の重荷に

ドイツやフランスなどユーロ圏19か国のことし1月から先月までのGDP=域内総生産の伸び率はプラス0.2%と前の期を下回りました。
ロシアによるウクライナへの侵攻をきっかけに拍車がかかったインフレが経済活動の重荷となり、回復のペースが鈍化しています。

EU=ヨーロッパ連合の統計局は29日、ユーロ圏のことし1月から先月までのGDPの伸び率が前の3か月に比べてプラス0.2%になったと発表しました。

4期連続のプラスとなりましたが、伸び率は前の期より0.1ポイント下回り、年率に換算しても0.8%にとどまりました。

各国が発表したGDPの伸び率をみますと、ドイツがプラス0.2%、フランスが0%、イタリアはマイナス0.2%となっています。

新型コロナウイルスの規制が段階的に緩和されたものの、ロシアによるウクライナへの侵攻をきっかけに拍車がかかったインフレが経済活動の重荷となり、回復のペースが鈍化しています。

ユーロ圏の記録的なインフレに対応するため、ヨーロッパ中央銀行は金融引き締めの姿勢を強めていますが、景気を下押しするおそれもあり難しいかじ取りを迫られています。