救命胴衣つけた漂流者 国後島西方沖 ロシア警備艦が27日に目撃

ロシアの国境警備局から第1管区海上保安本部に寄せられた連絡によりますと、27日午後1時ごろ、ロシアの警備艦が北方領土の国後島の西方沖で救命胴衣を身につけて漂流する人を目撃していたということです。

当時、現場海域は天候が悪く、救助できないまま見失ったということですが、海上保安本部は、目撃された状況などから観光船の乗客か乗員の可能性があるとみています。

また、ロシアの警備艦が海から引き揚げたリュックサックには、これまでに死亡が確認されている人と同じ名義の銀行カードが入っていたということで、日本側に引き渡してもらうよう調整中だとしています。

海上保安庁では、捜索範囲が今後、国後島などの周辺海域や、ロシアの領海内などに広がった場合、巡視船などの捜索活動に支障をきたさないよう条約に基づいてすでにロシア側に通知しているということです。