首相 動画投稿サイトで若い世代に3回目接種の検討呼びかけ

新型コロナワクチンの接種率の向上に向け、岸田総理大臣はインターネットのサイトに動画を投稿し、若い世代であっても感染すれば後遺症が出る場合もあるなどとして3回目の接種を検討するよう呼びかけました。

岸田総理大臣は28日夜、インターネットの動画投稿サイト「ユーチューブ」の総理大臣官邸のチャンネルに動画を投稿し、高齢者の多くが新型コロナワクチンの3回目の接種を終え、今後、若い世代の接種が本格化すると説明しました。

そのうえで「若い方々でも新型コロナに感染し重症化する方もいる。感染後に症状が長く続く、いわゆる後遺症もある」と指摘しました。

そして「3回目接種をすることで感染そのものを防ぐ効果と感染した際の重症化を防ぐ効果がある。接種を受けた方はどの年齢でも大幅に感染が少なくなっている」と述べ、若い世代に対しワクチンの種類よりもスピードを優先して3回目の接種を検討するよう呼びかけました。