萩生田経産相 来月2日から訪米 半導体供給網など協力議論へ

萩生田経済産業大臣は来月2日からアメリカを訪問し、半導体の供給網やエネルギー安全保障の強化をめぐって関係閣僚と相次いで会談します。
ロシアによるウクライナ侵攻で世界情勢が不安定になる中、日米協力を深めるのがねらいです。

萩生田経済産業大臣は28日の閣議のあとの記者会見で、来月2日から7日にかけてアメリカを訪問し、レモンド商務長官やタイ通商代表、グランホルム・エネルギー長官と相次いで会談することを明らかにしました。

会談では、半導体など重要な分野の供給網の強化やインド太平洋地域の経済秩序の構築、そしてエネルギー安全保障と脱炭素の両立などについて、日米の協力の在り方を議論します。

萩生田経済産業大臣は「ロシアによるウクライナ侵略を受けて世界情勢が不安定化する中、有志国との連携がますます重要になっている。さらなる日米協力の具体化に向けた議論を深めていく」と述べました。