国際

米 航空機大手ボーイング 3期連続の最終赤字に

アメリカの航空機大手ボーイングの先月までの3か月間の決算は、787型機の品質をめぐる問題で納入が遅れていることなどを背景に、3期連続の最終赤字となりました。
ボーイングが27日に発表した先月までの3か月間の決算によりますと、売り上げが前の年の同じ時期と比べて8%少ない139億9100万ドル、日本円でおよそ1兆7900億円で、最終的な損益は12億4200万ドル、日本円で1600億円近くの赤字でした。

ボーイングの3か月間の決算が最終赤字となるのは3期連続です。

これは、アメリカ連邦航空局から品質に関わる指摘を受けたことで787型機の納入が遅れ、追加の費用を3億1200万ドル計上したことなどが要因です。

また、会社はロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受けてモスクワでの業務中止などを明らかにしていて、軍事侵攻の影響による費用も計上しました。

このほか、次世代の大型機777X型機をめぐって、品質の向上に時間がかかるため生産を一時中断し、最初の納入時期の見込みを2025年まで遅らせることも明らかにしました。

ボーイングは1年間の決算でも去年まで3年連続で最終赤字となるなど業績の不振が続いていて、新型コロナウイルスによる航空需要への影響も残るなか、787型機の品質の改善などを進めて経営を立て直すことが課題になっています。

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