給付金4630万円誤送金の山口 阿武町 町長が町議会で陳謝

山口県阿武町が、新型コロナウイルスの影響で生活に困窮する世帯を対象に、1世帯当たり10万円を振り込む国の給付金のうち、合わせて4630万円を誤って1世帯の口座に振り込み、返還を拒否されている問題で、花田憲彦町長は、27日に開かれた町議会の全員協議会で経緯を説明し、陳謝しました。

阿武町は今月8日、新型コロナの影響で生活に困窮する世帯を対象に、1世帯当たり10万円を振り込む国の臨時特別給付金のうち、合わせて4630万円を誤って1世帯の口座に振り込み、その後この口座を持つ住民から「入金されたお金は動かして元に戻せない」などとして、返還を拒まれています。

回収のめどが立たない中、阿武町が経緯を説明するための町議会の全員協議会が27日開かれ、花田憲彦町長は「給付金の誤払いと、現時点で当事者に返還に応じていただけない状況について、町民の皆様はもとより、議員各位にも深くおわび申し上げます」と述べて陳謝しました。

このあと全員協議会は非公開で行われ、阿武町によりますと、誤って振り込んだ経緯や、今後の対応について説明したということです。

全員協議会のあと、花田町長は「金の所在もわからない状態だ。大切な公金なので返還に応じてほしい。少しでも早く、そして多く回収できるよう最善の努力をしている」と述べて、弁護士と今後の対応を協議していることを明らかにしました。