漫画やアニメなどの海賊版サイト対策 国際連携を図る組織設立

漫画やアニメなどの海賊版サイトによる被害が国際的に深刻化していることを受けて、国際連携を図る組織が設立され、日本やアメリカなどの団体が参加して初めての会合が開かれました。

新たに設立されたのは「国際海賊版対策機構」で、26日は、アメリカや東南アジアなどの著作権保護団体や政府機関が参加して、初めての会合がオンラインで開かれました。

運営の実務を担うのは、日本の出版やアニメの会社などで作るCODA=コンテンツ海外流通促進機構で、26日の会合で後藤健郎代表理事は「デジタル化を背景に海賊版サイトは国境を越えて広く流通している。国際的な対策に資するよう情報交換したい」と述べました。

違法な海賊版サイトの運営者は、捜査機関の摘発を避けるために、著作権を持つ会社や個人とは別の国に拠点を持つことが多く、各国の捜査機関の連携が必要になっています。

発足した国際海賊版対策機構は、違法なサイトの情報を調査して各国の捜査機関に提供したり、捜査を促したりすることにしていて、今後、広く各国に参加を呼びかけることにしています。

後藤代表理事は「捜査能力がない、または自国のコンテンツに対する侵害がないという理由で、対策の優先順位が低い国がある。問題意識を共有して各国と連携したい」と話していました。