新型コロナワクチン 3回目接種までの間隔 1か月短縮し5か月に

新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種について、厚生労働省は2回目からの間隔を1か月短縮して5か月とすることを決めました。

厚生労働省はこれまで3回目の接種を行う場合は2回目から6か月空けることとし、25日、公表された最新のデータでは、全人口の50.8%にあたる6438万人余りが接種を受けています。

厚生労働省は、25日夜、専門家部会を開いて、2回目からの接種間隔をファイザーは12歳以上、モデルナは18歳以上のいずれの世代も現在より1か月短縮して5か月とする方針を決めました。

オミクロン株では従来株に比べてワクチンの効果が低下しやすく、より有効性を維持するためなどとしています。

アメリカとイスラエルのデータを分析した結果、安全性も確保できると判断したということです。

3回目までの接種間隔をめぐっては、当初、厚生労働省が原則8か月とする方針を示したもののオミクロン株の広がりを受けて自治体などから前倒しを求める声が上がり、段階的に6か月に短縮されていました。