維新 前川清成衆院議員 公選法違反の裁判 初公判で無罪主張

日本維新の会の前川清成衆議院議員が、去年の衆議院選挙の公示前に、みずからへの投票を呼びかける趣旨の文書を有権者に送ったとして、公職選挙法違反の罪に問われている裁判の、初公判が開かれました。
前川議員は「公職選挙法が禁止するような行為は何もしていません」と述べ、無罪を主張しました。

日本維新の会の衆議院議員、前川清成被告(59)は、奈良1区から立候補して比例代表で復活当選した去年10月の衆議院選挙で、公示前にみずからへの投票を呼びかける趣旨の文書35通を郵送したとして、公職選挙法違反の事前運動などの罪に問われています。

文書は選挙期間中に有権者に送ることが認められている「選挙はがき」の宛名書きなどを求めるものでしたが、検察は、事実上、公示前に投票を呼びかける内容だったとしています。

25日に奈良地方裁判所で初公判が開かれ、前川議員は議員バッジを胸につけ出廷しました。

前川議員は起訴された内容について「選挙はがきの作成をお願いしただけであり、投票依頼はしていません。公職選挙法が禁止するような行為は何もしていません」と無罪を主張しました。

議員側は、文書の送り先は支援が期待できる出身大学の卒業生で、法律で認められている選挙前の準備行為などにあたると述べました。

一方、検察は冒頭陳述で「前川議員は支援者でない人にも文書を送っていたことを認識していた」などとして、違法な事前運動にあたると指摘しました。