ロシア軍 ウクライナ東部・南部で攻勢強める 軍事侵攻2か月

ロシアは、ウクライナへの軍事侵攻を始めて2か月となった24日も東部や南部で攻勢を強めています。
ウクライナ側は、アメリカに対して一層の軍事支援を求めるとみられ、これに反発するロシアが攻撃を一段と激化させることが懸念されます。

ロシアがウクライナへの軍事侵攻を始めて24日で2か月となり、ロシアは軍事作戦は「第2段階」に入ったとし、東部や南部で攻勢を強めています。

ロシア国防省は24日、ミサイルで東部ドニプロにあるウクライナ軍の爆発物や火薬の製造施設を破壊し、東部ハルキウ州にある武器庫などの軍事施設9か所を攻撃したと発表しました。

また、ウクライナ軍はロシアの戦略爆撃機がミサイルを発射し、南部オデーサにある軍事施設と住宅に着弾したと発表しました。

オデーサの市長は、生後3か月の女の子を含む8人の死亡が確認されたと明らかにしました。
地元メディアによりますと、亡くなった女の子はバレリア・グロダンさんの娘で母親のグロダンさんも死亡したということです。
グロダンさんの夫は23日、哺乳瓶をくわえた娘をグロダンさんがほほえみながら抱きかかえている写真をSNSに投稿し、「安らかに眠ってください。いつも私の心の中にいます」とコメントを添えました。

犠牲になる市民が後を絶たないなか、ゼレンスキー大統領はアメリカのブリンケン国務長官とオースティン国防長官が24日、首都キーウを訪問する予定だとしています。
ゼレンスキー大統領は「これはとても重要なことだ。私たちが必要としている武器や供与してもらえる時期について話し合うことになるだろう」と述べ、アメリカによる軍事支援などをめぐって協議が行われるという見通しを示しました。

ウクライナ側は、アメリカに対して一層の軍事支援を求めるとみられ、これに反発するロシアが攻撃を一段と激化させ、戦闘がさらに長期化することが懸念されます。