2年ぶり開催 リオのカーニバル トップチームパレードで最高潮

南米 ブラジルで開かれている「リオのカーニバル」は、22日、サンバのトップチームによるパレードが始まり、会場の熱気は最高潮を迎えています。

「リオのカーニバル」は、ブラジルのリオデジャネイロで毎年夏に開かれますが、去年は新型コロナウイルスの影響で史上初めて中止となり、ことしもオミクロン株の感染拡大で、当初2月下旬に予定されていた開催が、2か月延期されました。

およそ2年ぶりの開催となったカーニバルは、22日夜、12のトップチームが歌やダンスの美しさなどを競い合うコンテストが始まり、熱気が最高潮を迎えています。

それぞれのチームは2500人から最大3600人のメンバーで構成され、華麗な衣装を身につけたダンサーたちが、大がかりな山車とともに、特別会場に設けられた700メートルの花道を行進します。

リオデジャネイロは、新型コロナウイルスに感染して66万人が亡くなったブラジルの中でも、死者が特に多かった地域の1つで、新型コロナに関連したテーマを選ぶチームも見られます。

リオのカーニバルのトップチームによるパレードは、22日と23日の2日間にわたって行われ、国内外から訪れた大勢の観客が見守る中、ダンサーたちが熱狂的な踊りを披露します。